【新型コロナウイルス】レムデシビルってどんな薬?値段は?副作用はある?

新型コロナウイルスの治療に効果が期待されている「レムデシビル」について、厚生労働省は7日にも治療薬として承認する見通しとのこと。

アメリカではすでに重症患者への使用が認められているものですが、果たしてどんな薬なのでしょうか?

 

レムデシビルってどんな薬?

「レムデシビル」はアメリカの製薬会社「リアド・サイエンシズ」が作っているお薬で元々はエボラ出血熱の治療のために開発が進められていました。

しかし、当時はまだ研究開発段階だったため、どの国や地域でも利用の承認がされておらず、実際に投与が行われたのは臨床研究としてでした。

この時、コンゴ民主共和国のエボラ出血熱の方に投与したそうですが、その際にも改善効果は見られなかったといわれています。

 

レムデシビルは新型コロナウイルスに効くの?

研究情報によると、レムデシビルは新型コロナウイルスの治療薬として活用できる可能性が濃厚となったということが分かっています。

この薬にはウイルスの複製に関するRNAポリメラーゼを阻害する効果があることが判明しており、ウイルスの増殖を抑え、症状を改善する効果が期待されています。

 

レムデシビルとアビガンの違いは?

日本ではこのレムデシビルより先にアビガンという薬が新型コロナウイルス感染症に効果があると期待されていました。

しかし、アビガンの場合は軽症者には有効でしたが、重傷者にはあまり効かない薬として認知されています。

そこでレムデシビルを使ってみたところ、重症者に対して高い症状改善が見られており、アビガンよりもレムデシビルの方が治療効果が期待できると国内承認に向けて治験が進められています。

ですが、重症患者の症状は改善する一方で死亡率については変化はないとのこと。そのため特効薬として投与することは難しいという見解もあります。

 

レムデシビルには副作用がある?

レムデシビルの副作用について調べてみたところ、まだ臨床段階のため、必ず起こりうる副作用は不明とされていました。

しかし、臨床実験の段階では肝機能障害、下痢、皮疹、腎機能障害などの発症頻度が高く、重篤な副作用として多臓器不全、敗血症性ショック、急性腎障害、低血圧が報告されています。

このような副作用が指摘されているため、海外ではレムデシビルの評価がわかれているそう。そのため日本を含め各国も参加し、国際共同治験が行われています。

 

レムデシビルの値段は?

レムデシビルの値段については現在のところ明らかにはなっていません。

しかし、あまりに高額な値段にしてしまうと治療が受けられない貧困層が必ず出てきます。

そのような事態を防ぐため、国境なき医師団では各国政府は特許の停止・無効化の準備を進めるとともに、価格統制などの措置を行っていく方針を発表。すでにいくつかの国では特許無効化の動きを進めています。

今後、日本で使用されるレムデシビルの薬価は不明ではあるものの、世界の動きに準じればそれほど高額な値段にはならないと予想できます。

 

まとめ

現在、アメリカでは使用されているものの、日本では承認寸前である「レムデシビル」についてご紹介しました。

「レムデシビル」は重症患者への効果が期待されていますが、副作用も報告されています。

また流通量が限られる中、必要な量を確保できるかが課題とのことで、当面は国が管理し、重症患者の治療にあたる医療機関に優先して提供するとみられています。

今後の動きに注目しつつ、感染予防に努めましょう!

 

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