新型コロナウイルスと川崎病が関連している!?似た症状が米・欧州で確認

アメリカのニューヨーク市は5日、全身の血管に炎症が起こる「川崎病」に似た症状の子どもが相次いで確認されたと発表。

新型コロナウイルスへの感染と関連している可能性があるとして注意を呼びかけています。

 

ニューヨークでコロナ感染の子供に「川崎病」に似た症例が見つかる

ニューヨーク市のデブラシオ市長は先月17日から今月1日までの間に、さまざまな臓器や血管に炎症が起きて入院する子どもが15人に上ったと発表。

保健当局によると、子どもたちは2歳から15歳で、15人のうち4人が遺伝子の検査で新型コロナウイルスに感染していることが確認されています。

その後ニューヨーク市は、「川崎病」に似た症状と新型コロナウイルスへの感染が関連している可能性があると判断。

医療機関や親に対し、こうした症状の子どもが見つかった場合は重症化を防ぐため、すぐに専門の医師に相談して早期に治療を始めるよう注意を呼びかけています。

 

ヨーロッパ各国でも「川崎病」の症例が確認

ニューヨークから報告が上がる以前に、2020年4月29日にWHOは新型コロナウイルスに感染した子どもの中で、血管に炎症が起きて発疹や目の充血などを起こす「川崎病」に似た症例を発表しています。

実はヨーロッパ各国では全身の血管に炎症が起こる「川崎病」に似た症状のある子どもが相次いで確認されており、その後、各国と連携しながら注視していく考えを示していました。

この時、英国のハンコック保健相は、同国で既往症のない子どもが珍しい炎症性症候群で死亡するケースが複数でていると報告。

さらに同様の報告はスペインやベルギーなどでも上がっており、フランスではこれまでに15ほどの症例報告があったとのことです。

このことについてイタリアの専門家は、「今の段階でははっきりしていないが、どちらにせよCovid19が川崎病と同じ症状を引き起こすことはあり得る。ウィルスに感染したのをきっかけにそれを防ごうとする免疫反応として川崎病の症状が出るのかもしれない」と言及。

現在、多くの研究者が新型コロナウイルスとの関連性があるとみて、調査を行なっています。

 

川崎病ってどんな病気?

「川崎病」は、1967年に小児科医の川崎富作医師が発表しました。

この病気はある手足の指先から皮膚がむける「急性熱性皮膚粘膜りんぱ腺症候群」を発症。そのまま博士の名前をとって「川崎病」という病名になったと言われています。

そんな「川崎病」には「急性熱性疾患(急性期)」と冠動脈障害を主とした「心疾患(後遺症)」の2つの疾患をもつことがわかっています。

「急性期」の症状は5日以上続く発熱(38度以上)や発疹、両方の目が赤くなる(両側眼球結膜充血)、苺舌、手足の腫れ、手のひらや足底が赤くなるといったものが現れます。

「心疾患」の症状としては解熱後、手足の指先から皮膚がむける膜様落屑(まくようらくせつ)が確認。さらに片側の首のリンパ節が腫れや冠状動脈(冠動脈)の血管壁の構造の破壊され、もろくなった部分が拡大して瘤となる冠動脈障害を引き起こし、動脈が詰まり、心筋梗塞がおこる場合もあります。

この病気の原因は未だ不明とされていますがイタリアの専門家の言う通り、ウイルスや細菌に感染したのをきっかけにそれを防ごうとする免疫反応がおこり、全身の中小の血管に炎症が生じるのではないかと考えられています。

 

まとめ

新型コロナウイルスと川崎病の関連性についてご紹介しました。

まだまだ未確定なことも多いですが、発症しないためにも親は子供の予防を手助けしてあげましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です